【本の感想】本多静六『私の財産告白』

本多静六『私の財産告白』(実業之日本社、2013年)を読みました。

明治大正昭和を生き抜いた著者だけあって語りは古く、金銭価値も今と異なります。それでも現代で使える資産形成方法、処世の方法を、老人相応の役割として経験したことを語っています。

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資産形成の方法

  • 家計簿をつける
  • 通常収入(月給)の25%を貯金し、臨時収入(ボーナスなど)はすべて貯金
    して資産を増やす芯を作る
  • 芯を使って成長しそうな分野に投資する
  • 好景気、楽観時代は思い切った勤倹貯蓄をする
  • 不景気、悲観時代は思い切った投資をする

これらを自身の体験を踏まえて書いています。金銭価値が違うのでわかりにくいところを差し引いても現代と同じなのは驚きます。

資産形成の方法を調べるとこれらのことは現代でもよく見かけます。それだけ王道の方法なのでしょう。

処世の方法

お金と人とのつきあい方が書かれています。著者自身の体験から過去に反省すべき点も率直に書かれており、箴言集としてためになります。

☆5

どれも努力と注意と意欲が必要です。しかしそれらがあれば誰でも出来る内容が書かれています。

お金の教育の代わりに本書を読み、実践できるところは実践すれば得るものは多いはずです。

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